Bicycle−つれづれなること水分(2)汗雨に次いで自転車と自転車乗りにとって,厄介な水分が汗だ。自転車にとってみれば,塩分を含むだけにヨリ厄介な存在というべきだろう。雨と同様に錆や腐蝕の原因であることはいうまでもない。 自転車通勤・通学をしている人の中には,徒歩や公共交通機関を利用するよりもゆったり・のびのび出来ることにメリットを見いだす人もいるだろう。だが,決められた時刻に着くことを求められている以上,それには限界がある。もっとも私などは,どうしてもぎりぎりに出発・到着することが多い。そのため汗だくになって職場に飛び込むことになってしまう。 元々それほど汗をかかない体質の私でも,これが気にならないはずがない。帰りならば家でシャワーを浴びるなり,入浴するなりすればいいが,行きはそうもいかない。職場にシャワーがあることなどまずない。そこで次善の策として,職場に近い公園の水道でタオルを濡らして,それで汗を拭うことにした。もっとも汗を拭うというだけなら,お湯が使えるところまで行ってからそうした方がいいだろうが,そのようなところは大概屋内なので,そこまで汗だらけのままで行くことになる。とくに満員のエレヴェータやエスカレータなどでは周囲に気を遣う。かくしてこの次善の策に落ち着くことになるのだ。 汗が染み着いて困るのは何も身体や衣服だけではない。自転車もそうだ。特に夏場汗だらけのまま握り続けるグリップは厄介だ。手触りをよくするために柔軟性に富んだ素材を使うのはいいが,それが汗などの水分を吸い込むのだ。そのため乗り始めて満3年を迎えようとする今日では,ベト付く上に臭いも気になるほどになってきた。そこで夏の終わりには何度か石鹸や中性洗剤で洗ったりして,ようやっと心地いい手触りを回復させた。そうするとその分素材の劣化を進めることになり,結局Specialized製のBody Geometryグリップを新型に交換することにした。 ハンドル廻り(2001.5) (2002.10.1) |