Bicycle−つれづれなることちぎれる(2)チューブ新しく買ったポンプで早速空気を入れていたら,またも災難に見舞われた。 従来使っていたポンプでは,英式バルブ(いわゆる普通の自転車のタイヤのチューブについているのがもの)用のクリップ型接続口に米式バルブ(マウンテンバイクなどに使われる,ごついバルブで,バイクなどと同じ構造)用の変換アダプターを使っていたが,今度はこの両者に仏式バルブ(ロードレーサー用タイヤによく使われる,細身で背丈が高いもの)の3方式に対応した,プラスティック製の接続口がついていた。 ところがこの差込口が従来と勝手が違って,抜き差ししにくいもので,知らず知らずのうちに必要以上の力で引き抜いていたようだ。そのため,チューブのバルブの付け根の部分に無理な力がかかってしまい,そこがちぎれてしまったのだ。 またもやショップへ行き,新たなチューブを購入した。経費節減のためSpecialized純正品はやめて,これまた最も安かったPanaracerにした。こちらの方が肉厚が薄い分,コストパフォーマンスという点では同等だろう。 うちに帰って早速チューブを交換して,また新たな事実を発見した。自転車購入時についていた,これまで使っていたチューブは,実は台湾の無名メーカー品だったのだ。どうも自然に抜ける空気が多いなぁと思いながらも,1〜2ヶ月に一度は空気を補充していたのだが,やはり粗悪品だったわけだ。にもかかわらず,そのチューブ自体の肉厚がかなりあったことと,平均的なものの2倍以上もするNimbus-EXタイヤのおかげもあろうか,パンクが一度もなかったのは見事というか,幸運だったというべきかだろう。 チューブの肉厚が薄くなったことと,空気圧を高めに調整したこととで,これまでよりややリジッドな乗り心地になった。 (2001.7.3) Specialized CrossriderからCenturion Cross Lineに代わってもチュ−ブのちぎれに見舞われた。 走行距離も3200kmほどになった2005年の正月,友人宅からの帰途,うちに近づいてきたところで後輪の空気圧が不足気味なのに気づいた。はじめはやや乗り心地がソフトになったと思っていたぐらいだったが,大した高低差のない段差を超えたりするときにリムにショックを感じるようになったので,異常と思ったのだ。 いったん自転車を止めてみたところ,タイヤに傷などはなく,パンクの形跡もなかったが,仏式バルブのねじが若干緩んでいた。通常ねじが緩んでいても先端部を押さない限り空気は抜けないが,年末年始に雪が残る道路を走ったことから,巻き上げた砂が入り込み,そこから空気が漏れてきたのではと思われた。だが翌日,後輪のリムとチューブを外してみて,そうでないことがわかった。 外したチューブを調べてみると,やはりパンクはしていなかったが,バルブの付け根にちぎれがあり,そこから空気が漏れていることがわかった。そうなればパッチ当てて修理するわけにはいかず,チューブを交換するしかない。 正月早々といっても近くのショップで開いているところもあり,代わりのチューブを買えないわけではないが,年の初めから交換部品を買うのもおもしろくない。うちにCrossriderで使っていた,同じ700×35-40c用チューブをストックしてあったので,それを使うことにした。 同じサイズといってもこちらは米式(シュレッダー)バルブだ。リムが仏式バルブ用につくられているので,100円ショップで買ったヤスリでバルブを出す穴を広げた。それだけでなくタイや側の切削面を丸くして,チューブのちぎれが再発しないようにした。 バルブがちぎれる最大の原因は,チューブに欠陥があるとか,リムの切削面の突起に引っかかったりするとかではなく,突出部に無理な力がかかることだ。細くて長い仏式バルブはとりわけそれに弱い。混雑した駐輪場で密集して駐輪されているときに隣の自転車のスタンドがぶつかったりする場合などがその例だ。自分自身に心当たりがなくても,自転車から離れている間にそうなっていることもある。注意してもしきれるものではないが…。 (2005.1.10) |